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2008年は、源氏物語のことが宮廷で話題になっていると紫式部が日記に書いてから、今年は丁度、1000年になるということで、京都を中心に源氏物語関係のイベントが目白押しである。日本ジェンダー学会が中心となって「世界女性文化会議・京都2001」を開き、千年前の女性文化交流とその後の女性と文化創造のありようを振り返り、今を問い、今後を考えてアピールを公表してから、7年目に当たる。
かずかずの源氏物語関連のイベントの中で、私は今年、日本ジェンダー学会理事を含む京都文化創生実行委員会の纏め役として、文化庁に「若者と学ぶ源氏物語とその世界」という
事業(連携:同志社大学)を申請し、助成を受けることになった。若者とともに、ジェンダー学の視点から比較文化論的に源氏物語とその周辺の社会的・文化的状況を分析・論考し、
創作舞踊劇「紫の流れー源氏夢幻」も制作・上演する。詳しいことは、近日中にHPでリリースする予定。
源氏物語といえば、やたらオマージュ一色のイベントが多い。それもまあ結構。だが、紫式部がほんとうに伝えたかったメッセージはなんだったか。講座の中で私は「貝あわせ源氏絵と宇治十帖ーどう読む?紫式部のメッセージ」を担当する。この物語の多義性を論じ、ジェンダー学の視点から論考する。シンポジウムの利きどころは、中西進・日本ペンクラブ副
会長の基調講演「白楽天と紫式部ー平安時代、いかにして女性は異国文化を学び得たか」。
女性の学習意欲を封じ込めず、表現能力に敬意をいだいた男性たちの存在は、嬉しい話で
ある。女性の苦悩まで、よく理解していたとは言えなかったけれど。
講座は6月1日(日)から毎週日曜日6回。夏休みを飛ばして9月に2回。場所は主に同志社大学の新島会館。「公演」は、11月28−29日、アルティ(京都府府民文化センター)で。近く「源氏物語千年紀委員会」のHPにも、等実行委員会のHPにもアップのよていである。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~lifelong/atsuko/
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